せどりの販売戦略

副業

非常に重視している「販売戦略」について。それを知った上で、仕入れをする必要があります。

販売の仕方によって、仕入れができる幅が広がります。

ライバルが仕入れない商品の仕入れもできるようになります。

 

最安値で売るか、それ以上で売るか。

よく「最安値で売ることはもったいない」という記事を見ることがありますが、一概にそうとは言えません。

数字だけを見ていると確かにもったいない感じがするのですが・・・

例えば、105円の本を値下げ競争にのって、200円で売るのと、

価格改定せずに、800円で売るのとでは全然違いますよね。

しかし、前者は仕入れて1ヶ月で売った。でも、後者は半年かかった。

だと、早く売ってその代金を仕入れに回したほうが、トータル的に稼げるかもしれません。だって、早く売ったほうの200円を使って、1ヶ月間、1000円で売れる商品を見つけたら、早く売り切ってしまってよかったという事になります。

また、ずっと放置しておくと、本の場合、1円まで下がってしまうこともあります。

これは正直、どちらが良いというのはわかりません。

 

もう一つ考えてみましょう。

3000円で仕入れて、最安値をキープして、1ヶ月で4000円で売った。

価格改定をせず、3ヶ月目にして、6000円で売った。

この場合だったらどう思いますか?

 

仕入れに回せるお金がなかったら、早く売ってしまったほうが良いでしょうね。

仕入れ資金に余裕があればとりあえず様子を見てもよいでしょう。

このように、個人の状況にもよっても違ってきます。

ですから、「最安値で売るなんてバカか!?」みたいな一方的な発信には流されないで、あなたの状況や考え方に沿ったやり方でやってください。

ちょっと、考えてみましょう。

 

自分はどうやって売っていくのか?

仕入れた在庫は早く売ってしまいたいのか。安売りしたくないのか。

どんな商品は早く売ってしまいたいのか。逆に、残しておいても良いのか?

早く売ってしまわないと困る商品とは何か?

逆に、安売りしてはもったいない商品とはどんなものか?

私の中では、ある程度決まっていますので、それを紹介していきます。

 

最安値で売ったほうが良い商品

・ランキング低い商品

・値下がりが激しい商品

・状態の悪い商品

1つずつ解説します。

 

まず、「ランキング低い商品」ですが、ランキングが低いということは、売れにくいということですので、最安値以上で売っていたらなかなか売れません。

だから、最安値を維持していたほうがいいですね。

「ランキングが低い商品」というのはどういうものかというと、基本的に「仕入れ基準」にあるランキングに満たない商品だと思ってください。

(「仕入れ基準」については仕入れの章で確認ください。)

また、ランキングのつかない「雑誌」に関しては、基本的に最安値で売っていきます。

アマゾンページでは雑誌でもランキング見れるのですが、

このように表示されています。

ただ、これはジャンルによって「売れやすさ」は大きく違いますし、一度売れただけで大きくランキングが変動しますので、あてにはなりません。

 

次に、「値下がりが激しい商品」について、

これは、逆に値下げ競争に加わらないほうが懸命だろうと思うかもしれませんが、私の経験上、1円や利益の出ない価格まで下がってしまって、そのあと、価格が戻ってくるまで3ヶ月~半年以上かかります。

しかも、それは運が良ければであり、普通、価格は戻りません。

1円になったら、そのまま1円をキープします。

というのは、ひとつのパターンです。詳しくみていきましょう。

 

そもそも、なぜ値下がりが起きるかというと、2つのパターンがあります。

一つは、需要に比べて、供給が極端に多いということです。

商品は売れないのに、出品者がたくさん出てくるということですね。となると、商品があふれているので値が下がっていきます。

二つ目は、出品者は少ないながら、自動価格改定ツールなどを使って、常に最安値をキープする出品者が2人以上いる場合です。

この場合はその出品者の商品が売れれば、価格が戻ってきますので、価格競争に混ざる必要はありません。また、それらの商品を自分で買い取ってしまうというのもいいと思います。

 

つまり、

出品者が次々と出てきて、価格が下がっていく商品に対しては、最安値をキープ。

出品者は少ないのに、価格が下がっていく商品に関しては、通常価格を維持するのが良いです。

後者のパターンはよくこのような状況になります。

295円 → 605円と価格が大きく離れています。この場合は無理に290円まで下げなくて良いです。

ランキングが高い商品など売れるのがわかっていれば、極端に安い商品を自分で買い取ってしまっても良いですね。

 

「状態の悪い商品」については、当然ですよね。

「可」で出品する際に、「良い」の商品よりも早く売るためには、よほど相手のコンディション説明や評価が悪くない限り、価格を下げるしかないです。

 

最安値で売らない商品

・状態の良い商品

・新品と中古の差がひらいている、かつランキングの高い商品

 

「状態の良い商品」についてもわかるかと思いますので一言だけ。

「非常に良い」や「ほぼ新品」のような商品は「非常に良い」の中の最安値に設定します。「可」や「良い」の商品は無視です。

 

「新品と中古の差がひらいている、かつランキングの高い商品」については、具体例を挙げます。

これ、見ていただいたらわかりますが、新品と中古の価格差が異常にあいています。そして、中古の出品者がどうなっているかというと、1000円台が4人いて、次、4000円台とかなり差がひらいています。

しかも、ランクは「音楽 – 28,779位」になっています。(この記事を書いたとき)

この場合は最安値は無視して、4000円台で出品しています。

更に、1000円台の中古商品を買い取ってしまってもOKです。

 

ただし、例外もあります。

それが、安くで出品している出品者が多い場合です。

上記の場合で言えば、1000円台が5人以上になったらちょっと多いですね。

10人以上だったら、確実に自分も1000円台で出します。

 

さて、「最安値で売る商品」と「最安値で売らない商品」を挙げていきましたが、一つ疑問が生まれると思います。

それが、「ランキングが低い」けど「状態は良い」商品だったらどうするの?ということ。

つまり、「最安値で売る商品」と「最安値で売らない商品」が相容れる場合は、どうするか。

これこそ、あなたが売りたいように売れば、OKなのです。

 

最初で挙げました。

自分はどうやって売っていくのか?

仕入れた在庫は早く売ってしまいたいのか。安売りしたくないのか。

どんな商品は早く売ってしまいたいのか。逆に、残しておいても良いのか?

早く売ってしまわないと困る商品とは何か?

逆に、安売りしてはもったいない商品とはどんなものか?

このあたりを良く考えてみてください。

 

とにかくできる限り高値で売る方法

色々、説明していきましたが、なんだかんだ高値で売りたいという思いにこたえて。

少し説明していきます。

そもそも、アマゾンで他者出品者と差別化し、優位性を保つためには、数える程度のことしか出来ません。

 

・価格

・コンディション

・コンディション説明

・評価

・屋号(ショップ名)

・FBA

このぐらいですよね。

 

「価格」については、今回は高くで売るための説明ですので、説明しません。

で、私が思うにこの中での影響力の大きい順としては、

「コンディション」→「FBA」→「コンディション説明」→「評価」→「屋号」

だと思います。

これは人によって言うことが違ってくるかもしれませんが、ひとつの参考にしてください。

 

では、「コンディション」から見ていきましょう。

これは初心者の方にありがちなのですが、悪い評価にビビってしまって、「非常に良い」のコンディションが付けられないということが挙げられます。

「良い」と「非常に良い」では大きく違ってきます。当然、その分、価格を上げても買われます。

コンディションについてはこちらを参考に。基本的にこの通りにつけたら良いです。

→ コンディション・ガイドライン

 

次に、「FBA」について、

これは絶対やったほうが良いです。

理由は“楽”だからなのですが、買われやすさにも影響します。つまり、価格を多少高く設定しても買われます。

(ちなみに、私の場合ですが、FBA変更後、評価の質が上がりました。

ありがとうございました。だけでなく、迅速、梱包が良かった、商品が綺麗だったなど。)

理由としては、

「アマゾンブランド」が借りれるから。これが本当に大きいです。アマゾンが対応してくれるということで、信頼度は全然違います。

また、「お急ぎ便」も使えます。速達で頼んでくる人は結構多いです。そういった融通も「FBA」なら可能です。

 

次に、「コンディション説明」について、これは多くの無料レポートなどでも取り上げられているテーマであるのですが、

最低限の説明がなされていれば、さほど影響はないと思います。

ですが、最低限が書いていないと極端に買われなくなるのではないかなと思います。実験したわけではないので断定はできませんが、自分の主観や友達などから聞いた限りの判断です。

その最低限を書いていきます。

 

・コンディションの状況

本の表紙は?キズ、ヨレ、スレなど。

ページ内はどうか?折れ、書き込み、破れ、ヤケなど。

CDのケースは?キズ、割れなど

CD盤面は?キズなど

DVDケースは?キズなど。DVD盤面は?

特典、付属資料の有無

帯の有無

 

・発送に関して

注文より何日以内に発送?(ex. 24時間以内)

どこから発送?(ex. ヤマトのメール便)

FBAの場合は、アマゾンが保管、梱包、配送するという旨

 

・在庫の状況

併売はしているのか?など。

 

次は、「評価」、「屋号」について。

評価はお客さんがつけるものですので、左右できない問題ですね。

催促メールなどで評価の数を増やすことはできるかと思いますが、めんどくさいのでしていません。

ただし、悪い評価をもらった場合には対応しています。

 

また、悪い評価でない限り、影響はほぼないかと思います。新規出品者のままでも気にしなくてOKでしょう。

「屋号」についても、変な名前でない限りなんでもいいです。

〇〇書店、〇〇堂、〇〇屋、〇〇ショップなど無難にしておけば良いでしょう。

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